オリンパスデジタル一眼レフカメラ
これまでも一眼レフカメラ向けのイメージセンサーは、フォーサーズ、APS-C、APS-H、35mmフルサイズ、中判デジタル(48×36mmなど複数)と、大きく分けると5つのサイズが存在した。とはいえ、実際にはセンサーの生産性や性能などのバランス面からフォーサーズ、あるいはAPS-Cサイズのセンサー中心で製品が開発されてきた。
しかし二つの方向でイメージセンサーが進歩したことで、より多様なサイズのセンサーから目的によってサイズを選べる状況になってきている。。ひとつは開口率向上や集光用マイクロレンズの性能向上などによる実効感度向上に伴う、比較的小型のセンサーにおけるS/Nの向上。もうひとつは大型センサーの歩留まり向上だ。S/Nの向上に関しては、今後背面照射などの技術的なブレークスルーも期待される。
そうした中で、これまで以上にセンサーサイズは多様化しそうだ。サイズのバリエーションは従来と変わらないだろう。しかし、フルサイズや中判デジタルといったサイズのセンサーを用いる製品は、コスト低下によってビジネスをペイラインに載せやすくなってきている。
ペンタックスがAPS-Cサイズでも、フルサイズ並の充分な高画質を引き出す技術革新があると話してDAレンズ対応一眼レフ機に注力する一方で、35mmフルサイズよりは中判デジタルの商品化に向けて積極的になるというのも、センサーの技術トレンドが大きく影響している。
“中判カメラにおけるフォーサーズシステム”とも言えるライカのS2も、このクラスのセンサーを用いたカメラを商品化しやすくなってきていることを示すものだろう。
もちろん、いずれも価格は民生用としてはかなり高価なものになるだろうが、それでもマミヤZDが発売された頃から比べると、状況は大きく変化しており、いよいよ中判デジタルカメラが、小さいながらも一定の市場を生み出す時期に来ているのかもしれない。
逆の方向ではオリンパスイメージングSLR事業本部長の小川治男氏のフォーサーズ機への注力宣言も、フォーサーズ向けセンサーの性能向上に対する自信の表れと捉えることができるかもしれない。同じフォーサーズ陣営でもパナソニックとオリンパスではマイクロフォーサーズの位置付けが異なる。小川氏はマイクロフォーサーズ機を、コンパクト機とレンズ交換式カメラの間をつなぐブリッジカメラと位置付け、あくまでも”フォーサーズへの架け橋”と考えているようだ。i
オリンパスのマイクロフォーサーズ対応コンセプトモックアップ オリンパスイメージングSLR事業本部長の小川治男氏。左がフォーサーズ中級機のモックアップ
“マイクロフォーサーズ用レンズはフォーサーズボディには取り付けられないじゃないか”という突っ込みもあるかもしれないが、小川氏の“フォーサーズ命”の姿勢を見ると、何らかの勝算があるように思えてならない。インタビュー中はマイクロフォーサーズについてばかり伺ってしまい申し訳ないことをしたが、小川氏本人はフォーサーズの新型中級機についてもっとも熱の入った話し方をしていた(もちろん、だからといってマイクロフォーサーズ機がおろそかというわけではないのだろうが)。
ちなみに現地では新型中級機について”A1”という名前がチラホラと聞こえていた。フォーサーズのファンなら先刻承知だろうが、これはE-1後継候補とされたE-A1、E-P1のうちのE-A1のことだと思われる。これ以上書くとオリンパスに怒られそうだが、オリンパスはE-1後継機種を開発するにあたって、ハイアマチュア(A)向けに最適化したモデルとプロ(P)向けに最適化されたモデルの両方を検討していた。
結果的に発売されたのはヘビーデューティーな使い方にも耐えられるE-P1(E-3)だったが、E-A1のプロジェクトも残り、より新しい技術をベースに新型中級機としてラインナップに加わる。オリンパスの話のニュアンスからすると、年内はギリギリ間に合わないが、来年のPMA09までには発売される模様だ。
しかし二つの方向でイメージセンサーが進歩したことで、より多様なサイズのセンサーから目的によってサイズを選べる状況になってきている。。ひとつは開口率向上や集光用マイクロレンズの性能向上などによる実効感度向上に伴う、比較的小型のセンサーにおけるS/Nの向上。もうひとつは大型センサーの歩留まり向上だ。S/Nの向上に関しては、今後背面照射などの技術的なブレークスルーも期待される。
そうした中で、これまで以上にセンサーサイズは多様化しそうだ。サイズのバリエーションは従来と変わらないだろう。しかし、フルサイズや中判デジタルといったサイズのセンサーを用いる製品は、コスト低下によってビジネスをペイラインに載せやすくなってきている。
ペンタックスがAPS-Cサイズでも、フルサイズ並の充分な高画質を引き出す技術革新があると話してDAレンズ対応一眼レフ機に注力する一方で、35mmフルサイズよりは中判デジタルの商品化に向けて積極的になるというのも、センサーの技術トレンドが大きく影響している。
“中判カメラにおけるフォーサーズシステム”とも言えるライカのS2も、このクラスのセンサーを用いたカメラを商品化しやすくなってきていることを示すものだろう。
もちろん、いずれも価格は民生用としてはかなり高価なものになるだろうが、それでもマミヤZDが発売された頃から比べると、状況は大きく変化しており、いよいよ中判デジタルカメラが、小さいながらも一定の市場を生み出す時期に来ているのかもしれない。
逆の方向ではオリンパスイメージングSLR事業本部長の小川治男氏のフォーサーズ機への注力宣言も、フォーサーズ向けセンサーの性能向上に対する自信の表れと捉えることができるかもしれない。同じフォーサーズ陣営でもパナソニックとオリンパスではマイクロフォーサーズの位置付けが異なる。小川氏はマイクロフォーサーズ機を、コンパクト機とレンズ交換式カメラの間をつなぐブリッジカメラと位置付け、あくまでも”フォーサーズへの架け橋”と考えているようだ。i
オリンパスのマイクロフォーサーズ対応コンセプトモックアップ オリンパスイメージングSLR事業本部長の小川治男氏。左がフォーサーズ中級機のモックアップ
“マイクロフォーサーズ用レンズはフォーサーズボディには取り付けられないじゃないか”という突っ込みもあるかもしれないが、小川氏の“フォーサーズ命”の姿勢を見ると、何らかの勝算があるように思えてならない。インタビュー中はマイクロフォーサーズについてばかり伺ってしまい申し訳ないことをしたが、小川氏本人はフォーサーズの新型中級機についてもっとも熱の入った話し方をしていた(もちろん、だからといってマイクロフォーサーズ機がおろそかというわけではないのだろうが)。
ちなみに現地では新型中級機について”A1”という名前がチラホラと聞こえていた。フォーサーズのファンなら先刻承知だろうが、これはE-1後継候補とされたE-A1、E-P1のうちのE-A1のことだと思われる。これ以上書くとオリンパスに怒られそうだが、オリンパスはE-1後継機種を開発するにあたって、ハイアマチュア(A)向けに最適化したモデルとプロ(P)向けに最適化されたモデルの両方を検討していた。
結果的に発売されたのはヘビーデューティーな使い方にも耐えられるE-P1(E-3)だったが、E-A1のプロジェクトも残り、より新しい技術をベースに新型中級機としてラインナップに加わる。オリンパスの話のニュアンスからすると、年内はギリギリ間に合わないが、来年のPMA09までには発売される模様だ。
gomachan001 at 15:24
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